人力めの若かりし頃のあだ名を冠した食堂
いきなり、ツボに来ました!
人力め、学生時代のあだ名が「 かなめ 」だったんです。
店に近づいてみると・・・
なんか個人経営の良心的な弁当屋さんのような・・・
この名を冠して、この立ち居住まい・・・
こりゃ~かつて同じ呼び名を持っていた者としちゃ、
立ち寄ってみにゃあなるまい!
持ち帰り弁当メニューの横にある食堂用の入り口(どっちが本業なんだ?)から、入ってみる。
この名を冠して、この立ち居住まい・・・
こりゃ~かつて同じ呼び名を持っていた者としちゃ、
立ち寄ってみにゃあなるまい!
持ち帰り弁当メニューの横にある食堂用の入り口(どっちが本業なんだ?)から、入ってみる。
見事に、昭和の食堂のたたずまい。
お昼直前の時間なのに、ほかに客がいないのがチトあやしいが・・・
川崎市内で、国道沿いで、定食で、この値段!
やっていけるのかな?とおもいつつ、
フライ盛り合わせ定食(ライス大)を注文。
昭和感ムンムン
左上のテレビは、世の中が地デジに切り替わってなかったら、
絶対、赤いテレビだったハズ!(断言できるね!)
店内は・・・
テーブルやイスのやさぐれ感ったら、結構いいじゃん!
で、人力めが座った席のすぐ横には、
こんなガスストーブ見たの、何十年ぶりなんだぁ?
しかもバリバリ現役で稼働中だし。
テーブルの上のカスターも、いいねえ!
こんなソース瓶、、昭和のれすとらんでしか・・・
もしかして
昔はチョッチ高級店だったのか?
そのなごりなのか?
「この店、何年くらいになるの?」とばあちゃん おねいさんに聞くと、
「大正12年から。今の主人で三代目。」
ってオイ! サラリとなにげにスゲ~こと言ったよな?
人力めの親父さんが生まれた年かよっ!
世間的には、アノ関東大震災のあった年(1922年)じゃね~か!
90年を超え、そろそろ100年に近づこうって歴史!
恐るべし「かなめ食堂」・・・
そうこうしているうちに、ばあちゃん おねいさんが、「ハイ、お待たせ~」
まあ、期待通り「どおってことない定食」かな。
添えのキャベツの上のキュウリのスライスと、漬物のキュウリがモロカブリしてることは、
気づかないフリするのが、大人ってもんだ。
食いもんに文句言っちゃイケねえ。
しかし、580円(大盛りライス代\50は別)の定食で、これは立派じゃないか?
分厚いチキンカツ。 形はすんごく、無骨(ブコツ)
コロッケを食べた瞬間、思った。
冷凍モノとかじゃなく、真面目に中身の具材、手作りしてる!
ちょっとひき肉のツブツブ感が、この店独特の大粒感だな。
白身魚のフライもサクサクホクホク! そしてアッツアツ!
偉いぞ! じいさん! オヤジさん! 旨いフライだ!
あ、そうか! 完全手作りか!
だから最初のチキンカツも、あんなに武骨で分厚いのか!
ごちそうさまでした。(^人^)
ヘンに気取らず、日常メシを出す店なら、これで充分!
値段考えると、むしろ天晴(アッパレ)な定食だよ!
何より、すべて手作りでやってるとこが、素晴らしい!
食べ終わる頃に、学生や工事屋、オッサンなどが順次入ってくる。
地場を支える、決して日の当たることはないけど
なくなっちゃ大勢が困る店なんだ、ここ!
だよな~!
チェーン店じゃ、こういう出会い感は、ないもんな~!
名前に違わぬ、良き店でごわした!
気に入ったねえ!
ばあちゃん おねいさん、じいさん オヤジさん、
これからも頑張ってこの店、長く続けておくれよ!
世間やグルメサイトがどんな評価つけよ~が、どんなコメント書こうが、
人力的にゃ、結構な名店です♪