西伊豆プチ旅行【2】
うずわ定食、ついに登場!
・・・『うずわ』って、意外に地味・・・!?
いやいや、これは『食って旨い』系の漁師飯!
ちなみに、『うずわ』とは『ソウダガツオ』の方言だそうな。
といっても炭酸が入ってるわけではなく、カツオに似た味ということで、
「これはカツオだそうだ。」という言葉をひっくり返した・・・らしい。
ひつまぶしのように味変しながら食べ進むタイプの定食なのれす!
まずは、刺身として、青唐としょう油でおもむろに頂く。
うん!ショウガとポン酢で食べるかつおたたきとはまた違った、
初めて食べる味だな。
大人向けの野趣溢れるカツオのたたきといった感じ。
独特の香りがある。これはいい!
この刺身を、青唐としょう油で混ぜ合わせ、熱い白ご飯に乗っけて頬張る!
うみゃ~! がッつく感じがたまらん!
そうこうしているうちに、先に海鮮みぞれ丼を食べ終わった御台所の丼に
新しいご飯がよそわれて、
丼の隣に添えられていた地魚(名前不明)のゴマダレ刺身を乗せるようにとのこと。
こんな感じか? いいのか? これで!?
そこへ、大きなやかんが運ばれてきて、
(公称)99℃のだし汁が注がれていく。
この出汁、ソウダガツオのダシなんだそうだ。
なにげに、いい香りが漂い始める♪
脂の乗った刺身が、出汁とゴマダレの出汁茶漬けに!
御台所からひと口もらったが、
しっかりした味と歯応えで、味のしみ込んだ炙り刺身のよう!
出汁茶漬け、おそるべし!
感動しながらふとテーブルの横にあるコレが気になる・・・
鯖のたたき だと!?
「鯖を締めずに食べたら食あたりするわ。」
とのたまわっていた海〇雄山 氏もビックリするメニュー。
聞いてみると本日の限定五食、まだ大丈夫だって!
こりゃ~頼まねばなるまい!
おお! なかなか、いやかなりの上質な荷姿!
朝獲れの鯖をたたきにした上、ネギとゴマの薬味がまたそそる!
コレを、添付の「橙のポン酢」で頂きます。
うまい! 鯖のたたきなんて、初めて食べた!
橙のポン酢の風味がとても合う!
ブリのような味を想像したが、これはブリととサンマの中間・・・かな?
そして本筋に戻る。
「その三」としてご飯に乗せ、オヂサンを呼ぶ。
コレね!
勢いよくまわし掛けして注がれるソウダガツオの出汁で、
見る見る身の色が変わっていくのがお判り頂けただろうか。
ステーキで言うとミディアム・ウェル、かな。
添えられていた薬味をトッピング!
なんじゃこりゃ~!
期待を裏切らぬ、このウマさ!
作り方を見て、美味くないワケがない!
いたく感動しつつ、
ごちそーさまれした!
(ー人ー)
( 続く )