湘南GUILTY's COCKTAIL

ワルモノバイク ”GUILTY” のカスタムやツーリング、グルメ記事などのオヤGブログです。

真・ギルティとホントにホント、最後のお別れ

先週末のドラッグスタークラシック1100のキャブ調整入院のために借りた

まさかの代車 ”真・ギルティ”




1週間の通勤とちょっとした近場の用事に、

今、この世でこれ以上人力めになじんだ代車はありません

という乗り心地で最後のご奉公をしてくれた ”真・ギルティ”

いよいよ返却の日がやってきました。


とは言うものの・・・

乗りなれたハリケーンハンドル&バレンミラーではなく純正の遠いハンドルと角型ミラー

どことなくよそよそしい感じが滲んでくるようになり、

そうか、もう俺とは別れた訳だし、
これから他人のモノになるんだよな、コイツ・・・

と感じた最後の数日間でした。



日曜はほぼ雨との天気予報に、土曜日の機体交換に決めたのですが、

なんと朝から雨!


カッパを着込み、防水手袋をはめた完全装備で最後の旅立ちです。

代車使用中の走行距離を計算して、使う分だけの見込み量のガソリンを入れていましたが、

ついつい走行距離が伸びてしまい、越谷のバイクショップへ向かう途中、

横浜市内で最後の給油を行いました。


最後の給油量は、越谷までの残距離の不足分を考え、ピッタリ 1リットルの涙 でした。(20km分)

そして(今回はETCが付いていない為)R246から環八、外環状へと雨のための渋滞の多い経路を

すり抜けすり抜け走ります。

普段ナビをつけていたせいで頭が ナビ頭 に退化しており、

今回のナビなし走行では環八への曲がり角を見過ごし通り過ぎて環七まで走ってしまうコースミス!

無駄な雨中渋滞走行が増えたものの、気づいて数㎞で本来のコース環八に復帰できました。


その後、トリップメーターで距離を測りながら燃料節約走行を続けていましたが、

目的のバイク店の4㎞手前で、痛恨のガス欠!

ギルティでのガス欠は初めてです・・・

寄りによってホントの最終日にガス欠食らうとは・・・


下場の渋滞すり抜け走行が響いて燃費が落ち、
さらにコースミスで自らトドメを刺してしまいました。


ギルティにはリザーブガソリンはなく、5セルの液晶燃料計がついています。


(ネットからの借用画像。実際のギルティではありません。)

実は以前のツーでガス欠食らいそうな時、最後のセルが点灯から点滅になり(この時点で残2リットル)

そのままかなりの距離(山道30㎞くらい)ガソリンスタンドがなく、細々とNASHさんと(笑)走り続けていると、

液晶燃料計が拡大表示(5セル再点灯から細かく減少)に切り替わり、それが2回転したことが
ありました。


なので、いよいよの時は数km前にわかる、とタカをくくっていたのれした。


ところが今回は、拡大表示なしでイキナリのガス欠エンジン停止!

これには驚きましたが、お約束の、

「車体を傾け、タンク下部の少量の残ガソリンを燃料パイプ側(左側)に送る」悪あがき復活走行

2度ほどやって、合わせて1km弱くらいは進めましたが、ついに完全なガス欠になりました。



不思議に腹が立つこともなく、

最後に手ェ焼かせやがって、コイツぅ♡

という気持ちでした。

まあ、もともとギリギリの燃料しか入れてやらなかったのはドケチな人力め自身なのですし。



さて、JAFを呼ぶか、バイクに契約しているオンロードサービスを呼ぶか・・・

200mほどギルティを押して進み、R4の大きな交差点にまで出たところ、

目的地の反対方向に300mほど行ったところにセルフガソリンスタンドが!

小雨の中、蒸し暑いカッパを着たまま、最後の車体押しです。

国産の400㏄中、最大の車体(インクラクラシックも同じ)を、

ヒイヒイ荒息を立てて実感する破目になりました。


そしてようやくガソリンスタンドに到着し、セルフ給油開始!

店まで4㎞、リッター20㎞走れるギルティには、店までに0.5リットル(ン十円)の給油で十分。
(セルフ給油だから、恥ずかしくないし。)


そしてエンジン再始動、ほどなくバイク屋に到着。


最後にひもじい思いさせちゃって、ゴメンな。



強烈な最後の思い出になったけど、今までありがとう。
 
今度新しいオーナーに嫁いだら、まず、腹一杯燃料入れてもらいな!



ブルバード・ギルティとのラストランは、この1週間で約320㎞の走行となり、

最初で最後のガス欠経験付きで終わったのでした。(自爆!)



しかし、3月上旬から4月上旬の1ヶ月間に、

茅ヶ崎 ⇔ 越谷間 約90㎞を4回往復。
  

これだけで走行800㎞近くなんだもんなあ・・・


そして越谷に行かない週末はインフルで寝込んでただけだし。


正直、越谷は、行き帰りの行程も含めて、 

もう、飽きた・・・(自沈!)