湘南GUILTY's COCKTAIL

ワルモノバイク ”GUILTY” のカスタムやツーリング、グルメ記事などのオヤGブログです。

孤独のグルメ:リアル店巡礼(西尾久の続き)

どん平 が営業終了で失意のどん底(大げさなのか?)から、

そうだ! 京都 別の店行こう!


と気を奮い起こして立ち直り、ギルティで さらに30分ほど見知らぬ都内を走る。


6時くらいに着きました!(でもかなり寒かった~!)


四川家庭料理: 珍々


読み方は「ぜんぜん」です。「○ん○ん」じゃありません。 ε₌(^。^)



ここは ちゃんと 営業してます。

勇んで入店!



運よく、「五郎さん席」も空いてます~!


他のお客はさらに奥隣のテーブルに一組2名様だけ。
喜び勇んで「ココ、いいですか?」と4人掛けテーブル席に座ろうとすると、

おにーさん: 「あ、ご予約がありますんで、おひとり様はカウンターにお願いします。」



○│ ̄│_ ・・・フツー、そうだわな。



まあコレは仕方ないことなので、カウンター席へ。


カレンダーなぞもあり、気分にゃ浸れそうなので、まいっか♪


メニュー・・・



実はこの店、単品料理は結構イイお値段(1.2英世くらい)するので、

たかがシトリメシで五郎さんのように何品もオーダーするワケにも行かず・・・



麻婆豆腐のみ格安設定なんですね。

ドラマのカレンダー写真にもある じゃがとろ は確かに捨てがたかったのですが、

何しろここまで、寒い中バイクで走って来て、体が冷えきっている!

じゃがとろ はウマそうだが、リサーチによるとこれは辛くはない!

寒い中、四川料理の店で辛くない料理を選んでオーダーするのもなぁ・・・



ということで、TVで五郎さんが最初にオーダーした

蒜泥白肉(豚肉のにんにくタレかけ)に決定!


やはりココは、仲間と複数人で来て、何品かを頼んでシェアする方がよかんべな。

じゃないと酒も飲まない(バイクだし)シトリメシで3~4英世ってのはど~も許容範囲外だな・・・


でも近場のNASHさんは、辛いモンちょー苦手だがら、ココに来てもらっても拷問にしかならないし、

何より、平日の夕方早めの時間なんだもんね、今。 そうそう誰も都合つかないよなぁ。

だから最初、別の店(どん平)に行ってみたんだけどね。



さて、調理中の時間、目の前には、



女将の黄革(コウカク)さんが一人芝居状態で下ごしらえ。

いいねえ・・・
背景が効いてるねえ・・・


おにーさんが水を持ってきてくれた。


料理の辛さを期待させる、でけえコップ!(8cm角くらい)


で 、待つこと数分・ ・ ・


デン!


デデン!


キタ~~~!


早速いたらきます!


はむっ♡



 
       !!

冷てっ!


いやあ、おどろいた!

人力め:「あの~、これ冷たいんだけど・・・!?」

おにーさん:「ハイ。 四川料理はダイタイ、ツメタイね。」

ホンマにか~~?? ウソじゃね~の~?

人力め:「熱い料理は・・・? 坦々麺とか?」

おにーさん:「麻婆豆腐とか。 坦々麺は担々麺だから、汁なくて、そんなアツクないね。」

って、よくワケのわからん説明 ・ ・ ・(四川では汁無しがスタンダードなのか?)


でも、四川料理は熱くて辛い は日本人の勘違いで、ご当地の常識はホントにそうなのか?

温め直してくれそうにもないので、常温のまま(逆に冷やしてあるワケでもない)頂きます。
(ちなみにゴハンはフツーに熱い)


しかしながら・・・


この辛さは・・・!

確かに『旨辛』です!

この、「かなりとんがった辛さ」には
辛口対応者以外にはチト厳しいくらいのパンチがありながら、

それが攻めてくるのは、口に入れて一瞬「オッ♡」
旨味が広がりかけた瞬間なのです!




やるなぁ、四川。


      深いぞ、四川。



でも、舌がシビレるろ、四川。



肉の下には、キュウリが隠れています。



コレは箸休め代りにチョウドイイ!

と、タレ(ラー油主体)をよく絡ませて・・・


辛さ知覚細胞の小休止に、はむっ♡





Σ(@O@)

かなり、シビレるし~~!!


こりゃ、豚肉戦士の陰に隠れた『くノ一』(女忍び)じゃないのか?


いや、『くノ一』の甘い毒牙じゃない、


このタレこそ、恐るべし!
このタレが四川のシミツ兵器なんだな、きっと。



ヨシ!真っ向勝負だ、四川!


辛タレをたっぷりツケツケ・・・
(自殺行為では!?)



ちゅど~ん!!
(旨辛自爆!)



さらに敵陣を進む・・・

と、


何人もの(緑の服をほとんど脱ぎ捨てた半裸状態の)くノ一』が現れた!



そうだ! 豚兵士と『くノ一』を抱き合わせて戦えばいいのでは・・・?




撃沈!

さらにパワーアップした旨辛アベック攻撃に、やられたぁ! 



さて、後半戦・・・

五郎さんと同じく、外せないのが、

ゴハンをオカワリしての~


白飯にオカズ乗せカッコミ喰い!



う~、辛そう~!

う~、旨そう~!






このタップリのタレを一気に全掛けするとまたもや自爆しそうなので、


少しづつ、追い掛けしていく作戦で臨む・・・



こんなもんか?


いいのか? これくらいで・・・?








・ ・ ・ ヘタこいた。


最後は超じゅ~ぶんに、旨辛すぎたのだった。



そうそう、ドラマでは常連さんが店のシトに

「この人の料理に豆腐、入れてあげて♪」

と言って、

こんな風に料理が変身するのですが、実際に頼んでみると、

女将: 「ウチは豆腐なんか、入れてないよ。」(中華イントネーションで)

と断られてしまいました。



でもまぁ、コレに 「話がチゲーじゃねーか!」と文句を言うワケにもいかんでしょうな。

ドラマによると、常連さんのみの裏メニューだそうなので。

一見さんじゃダメなのか~、残念!



でも、その欲張り心を捨てれば・・・


は~♪ 夢中で完食!
旨(辛)かった~~!!




ふと気がついてみると、
もう、汗ダックダク!


熱々じゃなくて、かえって良かった♪

もし本気でアツアツだったなら、完食は 修行登山 と化し、

7合目あたりで遭難していたかも知れねえ。





ちなみに、ドラマで

「うわぁ、四川、本気出してきた!」と言われていた、

http://livedoor.blogimg.jp/otanews/imgs/8/f/8f01737c.jpg
この料理は完全予約制に変わっていて、飛び込みではオーダーでけませんれした。
(こちらは予約しとけば一見さんでもOKらしい)




大っきなグラスの氷水を飲みながら汗をフキフキ・・・クールダウン・・・



ここでもう一発、驚きが!


なんか、水の味が違って感じられるし~!

舌のシビレのせいで、水に甘酸っぱさが感じられてしまうのです!

ラー油ダレの威力、恐るべし‼




ホンマに、アドレナリン あなどれん店でっせ、お客さん!




それにつけても・・・




気になるのは『コノ席』・・・



左のテーブルにはご夫婦客がいますが、「ご予約のお客様」はまだ現れていません。



こうなったら・・・・


やっちまっただ!


オヤGは自撮り棒なんぞ使やしねえ!
セルフ大麻だよ、セルフ大麻ー!

しかも大麻ー中に、別のお客さんが入って来てるし!




しかし、達成感はとっても高いな♪



五郎さん、
人力めはちゃんと、アンタのあと、ついて行ってるゼ!






さあ、明日土曜日は、
バイク仲間と 箱根で『孤独じゃない孤独のグルメオフ』だ!


だからこの記事、長くなってもこれ以上「続く」にできなかったのだったんだ。(自爆!)