6月3日: 憧れの『関ヶ原古戦場めぐり』(初日 - 午前中)
まず廓内に入ってみます。
城壁の 銃眼(銃で場外の敵を狙う為の穴)の形がさまざま。
おそらくいくつもの種類の銃をさまざまな作戦に使用した戦国時代の城らしい造りと言えそうです。
天守閣。
再建モノですが、なかなかご立派。
から驚くほどの速さで引き返してきた東軍 は、 家康の計で 西軍のいる大垣城を無視して素通りし 、
京の都へ直行するかのような勢いで行軍し、あわてた西軍は急遽真夜中の出立による夜行進軍で東軍に先回り
して早朝までに大慌てで関ヶ原に布陣して東軍を迎え撃つ陣形を展開したという逸話の舞台です。
しかし、これは 家康 の策略で、このおかげで家康は 苦手な城攻めでなく、得意の野戦に持ち込んだ
とされています。
中は資料館になっているので、入館してみます。
館内のシアターで 寒いCGによる関ヶ原合戦のあらすじ説明 をしています。
ところがこれが大収穫! |
CGが | まるでピクミ○のような10年くらい前の雰囲気の稚拙感(低予算?) | シンプルなだけに雑念が入らず |
実物の武器展示もあり・・・ これでぶん殴られたら、死にますね、やっぱり。
珍しい展示も・・・
火縄銃や弓を、実際に構えたり引いてみたりすることができる 体験型展示 です!
こういうのは、子供たちの見学にとてもいいですね。
天守閣最上階 。
関ヶ原方面 を見渡してみます・・・
あまりに遠くて、肉眼では山々が遠景として見えるだけです。
開戦前日の九月十四日、この付近の 杭瀬川 東河畔に布陣した 東軍の前衛:中村一栄隊 を、
対岸に着陣した島左近隊 が 相手(中村軍)方の岸に渡って、悠々と河畔の稲を刈ってみせる という
大胆な挑発にて誘い、ナメられたと怒って川を渡ってきた中村軍を両脇に隠していた伏兵軍とで挟み撃ちにして
撃破したという 島左近の武勇伝 が伝えられているのですね。
この戦場跡地が近くにあるとなれば・・・ |
『古戦場巡りの旅』としては、見ておかずばなるまい! |
予想外に展示が充実していて収穫の多かった 大垣城をあとにし・・・
「杭瀬川戦場跡地」に向かいます! |
現地でもらった観光マップで場所を探し出し、ナビに設定。
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せっかくだから 大垣市 も、この場所をもっとちゃんとした観光ポイントにすればいいのにね・・・。
まあ、物事に対して不満を言うのは嫌い/何にもならないので、気分転換にご当地名物のお昼を食べて
午後は 本番の関ヶ原古戦場 に向かうことにしましょう。