湘南GUILTY's COCKTAIL

ワルモノバイク ”GUILTY” のカスタムやツーリング、グルメ記事などのオヤGブログです。

技能試験・・・神、降臨!


昨夜は、根性なしになってしまいスマソですた~!おかげ様で体調が復帰しますた!


さて、昨日の技能試験の模様など、ご報告を。



例によって当日の試験コース開示時間まで、できる限りコースを歩きながらイメトレを繰り返します。


この日は、少し不思議な感覚というのでしょうか、2通りのコースのうち、なぜか1号コースしか

歩く気がしません。


なぜか、2号コース「歩かなくてもいい」という気持ちになってしまいました。

もし2号コースだったら、「落ちてもいいや・・・」という妙に静かな気分なのです。

窓口が開くまでの時間、1号コースを1回歩き・・・窓口で手続き時に「今日のコース図」を受け取ると、

1号コースです。なぜか「当然」と感じてました。


今日、ぜひとも合格はしたいけど、前回は一本橋で脱輪即時中止受けてるし、完走を目標とせねば・・・



試験開始時間まで、また1号コースを歩きます・・・


あと2回は歩けるな・・・


実際に歩き出すと、フッと、これまで、あまり意識の中に入ってきてなかったものが・・・


草木の植え込みや場外の景色、朝の日光などが、
コースの一部のように、意識の中に入ってきます。


突然、コースを自分のものにしたような錯覚に。


さらにもう1回歩きます・・・



前回落ちた、一本橋・・・ここはやはり不安感があります。

この一本橋だけ、10回くらい、歩いてのイメトレを繰り返しました。

意識の中では、「遠く前方を見つめながら、ニーグリップ」。

(前回は、ワタワタしてて、確かに車体の鼻先を見てしまってました。)

あと、「普通に渡っても4秒かかるから、時間は気にしない。」(4秒でもたかが10点の減点)と。


ただ、場内を歩いている他の受験者や、コースを一望できる展望コーナーから見ている人達から、

「あのオヤヂ、何やってんだ!? そんなに一本橋ヘタクソなのか?」という目線を感じます。

でも「どう思われてもいいや、自分が苦手な場所繰り返して何が悪い。」と開き直ると急に気が楽に!

納得行くまで一本橋イメトレを繰返しました!



結局今までに、4/30:2回、5/2(前回):3回、当日:3回で、通算8回、コース全体を歩いたことに。

(ちなみに、自動二輪小型の技能コースは全長1,200mです。毎度、汗ばむワケだ!)




そして試験が始まります。今日の試験官は、前回よりもおとなしそうな人で、

「全員がウマく走れば、全員合格させてあげますから。」と。 コースの注意点の説明も丁寧です。


受験者からコース図を回収する時、取得時講習の受講証明も提出しますが、この日小型受験者の中で、

これを提出したのは人力めだけでした。

試験官:「他の人は受けてないですか~?先に受けといた方がいいよ~?」


他の人たちは は? 目をパチクリ? の顔。


なんか、(5日に受講して来た講習の)証明書を出す時、「準備万端!あとはこの技能試験だけですっ!!」

という印象を与えたような気が・・・「先に受けといてよかった♪


受験番号は1番です。

技能試験開始・・・不思議に体が自然に手順通り動いていきます・・・


発進・・・周回コースの40km/hまでの最初の加速・・・コース内部への右折・・・最初の課題、一本橋・・・


意識はしっかりしてるし、安全確認や操作も行なっている自覚もしっかりとあるのですが・・・

なぜか、自分じゃないような浮遊感!?

難なく一本橋もクリア、降りた途端に次の右折動作に移行しています。(おんや?)


ふたたび周回コースの加速、急制動もなぜか全然不安を感じません。(ハレ?)


坂道発進、いくつかの右左折、踏切り、クランク、S字・・・なんか妙に冷静に、ソツなくこなしていきます。


最後の周回コース加速と障害物よけ・・・そして出発点に帰還。


なぜか、「完走できた」というより、「ふぅ、終えた」という感覚です。


ハタと!

神、降臨?

稚拙な思考ながら、そんな思いがまさに終了直後に、我に返ったような感覚と同時に浮かんできました!


次の受験者を見る気も浮かばず、荷物を持って喫煙所に移動。


合格発表までの間、不思議に静か。

感じていたのは、

 ・今日落ちたら、そろそろ仕事も休みづらいし、次回はしばらく先になっちゃうかな~。

 ・今日はどこをミスったんだろう・・・なんかミスの場所が自分でわからないな~。あっても1ヵ所?

 ・合格の手応えもないけど、失敗の実感や後悔の場所もないな・・・。



発表待ちの間、ロビーのイスに座り・・・ふとケータイに気づく。

WISEさんからです。
「今日は2回目ですね~ もう終わったのかなぁ・・・」のメール。

(T_T)ダー:ブログ仲間が気にしてくれてる~ さらに(T_T)



結果発表の集合がかかり、待ち時間に喫煙所でちょっと話してたベトナムの方(日本語苦手)が一番に合格。
人力め、片言の中学英語で多少コミュニケしてたのでした。)

Congratulation!

などと(人力めに似合わない)声をかけると

満面の笑顔で、瞬間的に猛烈な握手!!

直後に

試験官:「人力さ~ん・・・」

人力め:「はい」

試験官
「合格です、おめでとうございます。証紙を買って・・・」

人力め:「ありがとうございます。」(思わず深めの会釈)


直後、先ほどのベトナムの人と目が合い、人力めは振り上げた右こぶしをひじから下に引き戻し

よし!!

ガッツポーズ

これで2号に乗れる!

と思った瞬間、オドロキの声が・・・


                      (後でUP予定の「当日のエピソード編」に続く)