ボーナスの使い道に注意!「ダビング10」って知ってからね!
いきなりハイテンションで始まりましたが、電機メーカーに勤めるモノとして、アドバイスを。
社外秘情報でもなければ暴露記事でもありませんが、一般の方々がご存じないであろうと思い、
・・・一応、一般に公開されている情報ではあります。注目されてませんけど。
・・・ってか、解りにくいように公開されてるから気づかないだけなんですが。
ちょっと、お知らせしておくのでございます。 |
・・・ってか、解りにくいように公開されてるから気づかないだけなんですが。
現在販売されている地デジレコーダーは、HDDに録画した後、ムーブ(移動)という操作でDVDに記録内容を移します。
そしてこれは、ひとつの録画内容(=番組)に対して1回きりしかできない操作です。
これは著作権保護のため、無尽蔵にデジコピーができないような制限をかけているワケですが・・・
何度かに1回は、「ムーブに失敗しました」という表示が出て動作が中止され、その瞬間になんと、
これ、DVDへの書き込みエラーが発生するのはある程度の確率で誰にでも起こりえます。
HDDに録画した筈のその番組は消滅してしまうのです! |
これ、DVDへの書き込みエラーが発生するのはある程度の確率で誰にでも起こりえます。
人力め個人としては、
と思います。
ふざけんな! 凸(-へ-#) |
だって、例えば、「家族が出演した番組が、DVDに焼こうとしたら失敗して消えた」なんて、
あんまりじゃあ ありませんか!
アナログ録画した番組はまだここまでひどい制約を受けませんが、今の地デジというのはこんな仕組みです。
消費者からも大ブーイングが起き、TV局側の民放連やJEITAという電機メーカー業界団体が、やむなく
見直しを迫られ、渋々できたのが、
という方法です。
見直しを迫られ、渋々できたのが、
ダビング10(ダビング・テン。コピー9+ムーブ1の意) |
上記のようなディスクへの書き込みエラーによる録画コンテンツ消失や、個人/家族で楽しむ範囲での各種メディアプレーヤー複数化に配慮し、
「コピーはマスターから直接9回まで許可、そしてムーブは1回。」という新方式が10月にようやく答申されました。
「コピーはマスターから直接9回まで許可、そしてムーブは1回。」という新方式が10月にようやく答申されました。
こんなんです。
方法などの硬く詳しい話は省きますが、皆さんにお伝えしたいこと、それは、
ということなのです!
今、地デジレコーダーを買うと、 |
後々公開しますよ~!! |
このダビング10、来春までに技術仕様が決められ、各社とも夏ごろの製品から対応する予定です。
つまり、
また、どこのメーカーも今の製品を後日ダビング10対応にバージョンアップできるとは宣言していません。
今の地デジレコーダーは、この「ダビング10」未対応で、 |
単なる「ムーブ1回限り型(コピー・ワンス)」なのです。 |
「夏以降に、ダビング10ができるようになる」のです。 |
また、どこのメーカーも今の製品を後日ダビング10対応にバージョンアップできるとは宣言していません。
技術仕様が未定なので、各社ともファームウェアアップデートなどの公約ができないのです。
当然といえば当然ですが・・・。
で、こんなことを年末商戦時期に言うと、誰も来夏まで地デジレコーダーを買わなくなってしまう。
だから、TV業界も電機メーカーも、CMなどでこのことには一切触れずに今の製品を一生懸命販売しています。
逆に「大丈夫ですよ!」と太鼓判押す店員がいたらそれこそ詐欺ギリギリです。
「規格が決まってないので、まだ対応を公約したメーカーはありません。大手のメーカーは何とかしてくれるとは
私個人は期待していますが・・・」が正解で、信用してもよい店員でしょうね。
私個人は期待していますが・・・」が正解で、信用してもよい店員でしょうね。
【人力めのアドバイス】 |
夏になってガッカリしないために、 |
今、地デジレコーダーを買うのは |
控えた方がよかです! |
悪いこと言わんから、夏まで待ちんシャイ! |
日経トレンディやIT_Media、インプレスなどにも、このあたりの事情、結構出ていますので、リンク張っておきます。
ご興味ある方は、いや、買おうとしていた方は、是非ご一読をオススメしますです~!
そして、
皆さん、自分の目で判断して、買い時を見極めましょうね♪ |