オークション:チトおもしろい現象
ちょっと落ち着いて考えないとわかりにくいかもしれません。 ゆっくり読んで下さいね。
昨日、ヤ○オクで、とある1円スタートの小物に入札しました。(たいしたことない小物です。)
その商品、個数:2個での出品です。
今朝、結果を見たら
みごとに1円で落札してました。 が・・・ |
それだけだとブログ記事なんぞにゃなりゃしません。
ところがコレ・・・最高落札額は450円で、入札件数は5件、入札者は3人だったんです。
なのに・・・みごとに1円で落札してました。 |
・・・だから 変 なのです。
落札したオークションページ:
へ・・・!? どゆこと? |
入札履歴のページ:
第1位落札者「Aさん」は、たしかに450円で落札してます。
第2位落札者(Bさん)が、人力めです。そして落札額は1円!
その次の入札者「Cさん」は、
440円で入札してるのに『負け』、1円の人力めが勝ちました!? |
うれしいけど・・・
_(. . )_? |
なんで、こんなことが起こるの? あり得るの? |
詳細な入札履歴を見る・・・
解読しました! |
これ、
1.「出品個数:2個」であったこと。
2.「Aさんが、『個数1個だけ』で、500円くらいの入札」をしていたこと。
3.人力めが、「個数1個の指定で、1円で入札」をしたこと。
4・「Cさんが、『個数2個の指定(「1個だと落札しない」の設定)』で、入札を頑張ったこと」
5.上記「3名の他に入札者がひとりもいなかった」こと。
の複合条件で発生する現象なのです!
つまり・・・
最初にAさんが500円くらい、人力めが1円で |
おのおの『1個希望』で入札。 |
この入札者が二人だけの段階だと、競争は起こらないので最高入札額は「1円のまま」です。
ところが、ここにCさんが『2個希望』で乱入!(失礼かな!?)
この時に、複数個数のオークションにある入札時のオプションで、
「希望の個数がそろわなければ落札しない」 と、 「一部の個数でも落札」の選択で、
「希望の個数がそろわなければ落札しない」にしたのですな。 |
この場合、Cさんは、
Aさんと人力めの「両方より高い金額」でないと勝てない |
『All or Nothing(全部か無か)』 |
という状況に自らを置いたことになります。
そして、ひたすら「Aさんより高い価格」を目指して入札をさらに2度ほど行うも、440円で挫折!
結局「希望の個数がそろわなければ落札しない」ワケですから、ひとつも勝ち取れませんでした。
もちろんAさんの入札額は、このCさんの入札に対抗して自動応札で450円まで入札額UP!
おそらく最初にAさん、少なくとも500円くらいで入札してたのね、と読み取れます。 んで、
Aさん、無事に440円で「競り勝った」ワケですね♪ |
ところが! |
この時人力めの場合・・・
ハナから「1円」しか入札してませんから、 |
自動応札では金額の上がりようがありません! |
結果、Bさんがギブした瞬間、人力めにとってはこの人、いなかったも同じになり、
(Aさんにとっては競り合いで絡んできた相手として『存在し続ける』のです。)
さらにこの時、「他に一人でも1円を上回る入札者がいたら、その人にさらわれてしまう」という状態ながら、
他に入札者もなく! |
最終的に
Bさんに引っ張られることなく『1円でGET』! |
できた訳です・・・。
う~ん・・・『オークションって、深い・・・!』 |
縮めて言うと、
『オクが深い!』 (自爆!) |