湘南GUILTY's COCKTAIL

ワルモノバイク ”GUILTY” のカスタムやツーリング、グルメ記事などのオヤGブログです。

羽田メンテナンスオフレポ(前編)

 ・・・って、タイトル違うだろ~!(自爆!)



本日、お台場オフ会に参加のつもりで、


 




 



チョーシこいてハリ切ってましたが・・・



羽田で「ひとりバイクいぢりオフ」になりますた~!



羽田トンネルを快調に飛ばしていた時に、

突然・・・ストール(失速)! エンジン停止!


神奈川組のみんなの進路を妨害しつつ、何とか路肩に急停車!


Noctyさんが、一緒に停まってくれましたが、ここは一般車両がぬわわkm/hくらいでビュンビュン走る、

事実上の高速道路!


しかも、バイクが入れる退避スペースはありません。 つまり、走行車線にジカに停車してます!


と。。。とにかく先に行って! 後で連絡するから!





Noctyさんには先に行ってもらい、何度もエンジン再始動を試みるも、無理!


そのうち、トンネル内に「こちら港湾管理局・・・ここは危険モゴモゴ停車はできワゴワゴ・・・」

トンネル内の反響音とクルマの走行音で、
      何言ってるか全然わかりません・・・




途方にくれながらも、状況分析を兼ねて写真を撮る・・・




かろうじて歩道はありますが、マジにバイクの退避スペースはありません!




どうすっかなあ・・・




そのうちに、トンネル内の放送が、録音された女性の声に変わりました。


「左車線に故障車両が停まっています。
 危険ですので、右車線を走行して下さい♪」


・・・ってオイっ! なぜにそんなに朗らかな声っ!






ふと、退避スペースの奥を見る・・・





 





あ~~!! こんなのがある~!


まじで、ココに停まってしまってから数分間、まったく気づきませんでした・・・


人間、あせるとダメなのね~! _(. .)_






とにかく、開けてみます。





「軽く開きます」・・・って書いてあっても、実際は引き戸のゴムが固着してて、

人力めの巨体の体重をかけて、やっと開きました!






中をのぞいて見る・・・


左・・・




                                  右・・・




非常用避難トンネルです!








右の方が出口に近いみたい・・・







とりあえず人力車を避難させ、車線との間の扉を閉める・・・



車線の騒音が遮断されると、今度は非常用トンネル専用の放送!?


故障したオートバイの運転手の方、(ハイ、私メです。) モゴバグのビジャビジョを・・・」


やはり反響音で、何言ってるか聞き取れません。


何度か繰り返されるうち、「・・・お近くの非常電・・・とって下さい」と言っている様子・・・



 



めったに触るモノじゃありませんな・・・



とりあえず受話器を取ると、すぐに係員の声が。(監視カメラを見ながら待ちかねていたようです。)

こちらの事情を話し、近い方の出口へ(車体を)押して行く旨、伝えると、

「上り坂で、一人ではとても無理ですから、こちらから係員が向かいます。」


ありがとうございます・・・ご迷惑の上に、そげなことまで・・・。m(_ _)m







よく見ると、先の方は確かに上り坂になっているようです・・・。




係員が来るまで、ひとりで人力車を押して行くと・・・


前方・・・はるか前方から二人の人影が・・・


懐中電灯の光が、ゆっくりとゆれて近づいてきます。



数分後、2名の係員さんと合流し、事情を再説明した後、車体を後ろから押してくれるとのこと・・・。



も・・・申し訳ございません・・・(ー人ー)



係員さん:「この先、上り坂が長くて急なんですよ~!」



ヒイヒイ言いながら、係員さんは交代で人力車をうしろから押してくれます。


人力めも、少しは力を込めてはいるものの、体制的に舵取りが精一杯で、あまり推力にはなっていません。


それでも数十mで、息が切れ、少し休憩しては、押し手が交代して、また進む。



50mくらいの坂ごとに、2~3mの踊り場のような平地があり、そのたびに休憩です。



これを数回繰り返し・・・




そのうち、前方は行き止まりのように突き当たりの壁が見えてきました。


係員さん:「あそこを曲がってからが、上りキツくなるんですよ~、ハァハァ・・・」




突き当たりまで来ると、左に直角に曲がり、数mでまた右折。(つまり、クランク状になってる。)



ひええ~! 今までよりキツイのぼり勾配!




係員さんたちは、慣れていると言うか知っているというか・・・淡々と交代してバイクを押してくれます。


小分けの坂数十mを4~5回、途中の踊り場平地で都度休憩して、その先また行き止まり!



またクランクです・・・



なんかチョッチ、イヤな感じ、しましたけど・・・



曲がってみると・・・

オー♪ 200mくらい先か? 日光が見えるぞ~!



       ア~~ンド!




さらにキツイ坂だし~~!





もう、最後は根性ですね・・・。


人力め、持病Aのために走ることを初めとした運動を一切禁じられているのですが・・・


二人の係員さんに後押ししてもらって、そんなことも言ってられません!!




 

3人でヘトヘトになって、ようやく地上に出ました~!



途中、係員さんから聞いたのは・・・



ここ、海の底ですからね~・・・



なあ~るほど、スッキリ~!
             ・・・するかいっ!!






ココを登ってきたのか・・・ ε=(ー。ー)




お互い呼吸が落ち着いてから、事情聴取・・・写真撮影など・・・


 



はい・・・こんなことでよければ、存分にやって下さいまし~!




お二人さん、
ホントにありがとうございました~!
      (ー人ー)



                                (続く